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熊の熱き想い74「若武者」

先週末、上野塾から若武者がやってきた。

 

中3勉強合宿「極」の打ち合わせのため、

遠路遥々やってきた若武者、亀山先生。

 

僕が彼を「極」のリーダーにしようと決めたのは、

昨年冬の「極」の時だ。

半年余りの時を経て…いよいよ動き出した。

 

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僅か3日間の事ではあるが、

様々な準備がある。

 

実施当日についても然りで、

思いつきだけで出来るものではない。

 

昨年冬の「極」の時、決定打になる出来事があった。

それがあって、彼をリーダーにしようと決めた。

 

彼の担当時間の後の出来事だ。

 

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向上館の参加者に僕は聞いた。

 

亀山先生に向上館に来て欲しいと思う子〜?と。

間髪を入れずに一斉に手が挙がった。

見事なまでに一斉に!…だ。

 

そうなるにはもちろん理由があってのことで、

幾多のハードルをクリアしなければならない。

 

僕はそうなる理由が分かっていた。

だから、決めた。

 

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彼がどう感じているかは分からないが、

僕にはないものを持っていて羨ましく思う。

 

こう書くとべた褒めのようだが、

代替わりの初回となる今夏、とても楽しみだ。

 

ガンバレ!若武者!

 

熊(熊谷)

 

 

縦横無尽 260「上も」

小学6年生ともなると、学習内容はずいぶんと難しくなるもの。

算数では、4月初旬に「文字と式」の単元を扱いました。
xやyを用いるこの分野、
中学1年生の文字式・一次方程式と重なります。

向上館での授業時にはしっかり基礎を押さえた後、
最終的にはかなり工程の多い、
難しめの計算にまで挑戦した小6の皆さん。
そのときには苦心していたものですが……

先日、小学校でも「文字と式」の単元が終了したそうで、
まとめのテストがあったとか。

すると、そのテストを終えた子が
「すっごい簡単に感じた!塾で難しいのやってたから!」と
明るい笑顔で教えてくれました。それも何度も。
授業実施当時には、かなり渋い顔で頑張っていた子でした。

「上ばかりを」見れば良い、とは全く思わないのですが、
「上も」見ることは、とっても大事です。

少なくとも、塾での授業を提供する際、講師側が
難しいのは避けよう……と逃げ腰になっていたら、
あの子のあんな笑顔はなかったのでしょう。

講師としての授業の優先順位・第1はもちろん、

わかりやすい授業を提供し、
「できた!」という達成感とともに
子どもたちが前に進めるようにすること。


しかしその道のりに、時折は高い壁を用意するのも、
私たち講師の役目です。

 

そして高い壁でも乗り越えられるんだ、
たとえ1回では越えられなくとも、
挑むことはすごくすごく大事なんだ、

と伝えることが。

またあんな笑顔に会えるよう、今日も頑張ります!
 

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