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縦横無尽344【講師コラム】途中式

■途中式から見えるもの

 

これは中3数学で実施したテストの答案。
展開・因数分解を確実にするための取り組みです。

 

 


途中式が丁寧に書かれている答案は、
見ていると胸が熱くなります。


できるようになりたい!頑張るぞ!ミスしない!


そんな本気の意欲が伝わってくるからです。
また、自分を過信しない謙虚さも感じます。


■2019入試平均点

 

先月実施された、静岡県公立高校入試(学力検査)の
平均点が、県教育委員会から発表されました。


50点満点中……


 英語 26.59点
 数学 26.71点
 国語 34.40点
 理科 26.66点
 社会 27.76点


 5科 142.12点/250点満点


とのこと。


静岡県下の受検者は21624人。
単純計算で、
142.12×21624=307万3202点 が、
昨年度中3生の、努力や挑戦の集大成ということになります。


■自分も、他人も


中学3年生たちが、一斉に挑む受験。
中3生であれば、皆ある程度頑張るのは当たり前。
だからうまく行かないとき、
「自分は頑張ってるし!」
と感じることは、何の解決にも繋がりません。


自分だけではなく他の子も頑張っている。

自分は「頑張っているつもり」なだけかもしれない。
もっと成果を出せる頑張り方があるのかもしれない。
そんな謙虚さや試行錯誤が、道を拓きます。


■300万分の1点


冒頭の途中式も、道を切り拓く武器のひとつ。
地道な努力こそが、その日の1点を生み出すことでしょう。


今こうして頑張ることすべてが、
1年後の自分の居場所に繋がります。


すべての積み重ねの結果が、1年後に発現する。
ちょっとゾッとするようで、
何てやり甲斐のあることなのでしょう。


もちろん中3だけではなく、
その下の学年も……あるいは上も、
もっと言えば私たち大人も、すべて。


今の努力が未来を創る、
それは等しく与えられたチャンスです。


途中式をひとつひとつ書き記すように、
私たちも日々を頑張らねばと思います!


 

ガンバル塾生記録【第175回】プロゼミ1号館、中学3年生の女の子のご紹介です。

★ガンバル塾生★
第175回[4/15(水)更新]

 

 

プロゼミ1号館・中学3年の女の子。
割とケアレスミスが多いタイプの彼女。
うっかり見過ごしてた・見間違えてた・あれれ?
という、もったいない場面が数多くありました。

授業でも、こちらがビックリするような間違え方が
時折ありました……が、
それが随分解消されてきました!

1つの証拠が、全53問で実施した展開・因数分解のテスト。
地道な計算問題で、丁寧さや正確さが問われます。
彼女の結果は3問ミス。
5ミス内に抑えた子が少ないこのテスト、
時間制限の中での出来としては上々です。

少し前までの彼女なら、もっとたくさん間違えていたことでしょう。
間違えないように気を払い続けたのだと、よくよく分かります。

この調子を持続・発揮できるように頑張り続けることが、
彼女の受験を大きく変えるに違いありません。
良いスタートを切った彼女を、頼もしく思います!

 

 

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