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縦横無尽 211

本日は小5〜中3で全国模擬試験を実施しました。


普段とは違う教場で受験をしてくれた子もいます。
移動のお手数をお掛けして申し訳ない反面、
そんな経験も意味のあるものとして蓄積されていけば、と願います。

 

私自身が中3生のころ、やはり塾に通っており、
そこで受けることになった模擬試験が、
電車を乗り継いで2時間近く掛かる会場で実施されるものでした。
確か東京の四ッ谷だったかと思います。

 

もちろん初めて行く場所。初めて乗る路線。
乗り換えがめちゃくちゃ不安!!です。
経路を調べ、時刻表をメモして、
物凄く真剣に予習(テスト勉強ではなく行き方の)をした記憶があります。

 

模試の不安もなかったはずはないのですが、
交通の不安がそれを吹っ飛ばしていました。

 

会場で友人に会えた時は心底ほっとした!
……のも束の間、受験番号は皆ばらばらで、
各々、周りに知り合いの1人もいない状態でテストに臨みました。

 

そして、それは入試当日のシミュレーションでもありました。
慣れの全くない場所へ赴き、緊張感の中、
自分の力を発揮しなければならない。
甘えや緩みの許されない環境は、もちろん楽しくはありませんが、
中学生当時の自分にとって、重要な経験でした。

 

今日、いつもと違う教室で模試に挑んでくれた子にとって、
「いつもと違う」ことが、その子の経験値として
貯まってくれれば……と思います。

ご送迎下さった親御様方、心より御礼申し上げます。

 

ひとつの模擬試験から学べることは、数多くあります。
それは学習内容や知識だけではなく、
環境が変わっても動じないこと、
自分の集中力や注意力の保ち方など、
模試には成長の種が詰まっています。

 

慣れた教場でも、初めての教場でも、

今日の模試を終えた皆さん、本当にお疲れ様でした!
今ごろきっとグッスリ夢の中でしょう。

ゆっくり休んで下さいね。
 

熊の熱き想い22・「生きる力」

中学部。

集団授業の指導対象中学は定期テストを終えた。

 

まだ得点や順位が未判明なものもあるが、

他でもない子どもたちは様々な想いを持っている。

 

結果が良くて嬉しい。結果が悪くて悔しい。

ただそれだけではないこともある。

 

僕はそれで終わらないことが「生きる力」になると思う。

 

======================

 

今回、大きく飛躍した子の話。

学年順位を60番台から10番台に上げた2人の子。

 

定期テスト終了後に話をしたのだが、

この2人の共通点は「嬉しいけれど悔しい」だ。

 

彼らの話を要約すると・・・

前回より良かったことは嬉しい。

でも、まだ出来た、もっとやれた。だから悔しい。

 

学びの本質であると思う。

こういった想いを持ち続けること。

広い意味で「生きる力」になるだろうと僕は思う。

 

そして、それを率先垂範で導くのが僕たちの役割だ。

嬉しいだけ、悔しいだけ、ではない深みの部分。

 

科目の勉強を通して学べることはたくさんある。

表面にある必要充分な知識だけではなく、たくさんある。

この核の想いを僕たちは持ち続けないといけない。

 

まだまだ、だ。

ガンバリマス!

 

熊(熊谷)

 

 

【ご注意を】6/28〜7/2はお休みです

年間スケジュール記載の通り、

6月28日(火)〜7月2日(土)はお休みです。

 

・6月通常授業は6/27(月)まで

・7月通常授業は7/4(月)から

 

となっております。

どうぞご注意下さいませ。

 

 

縦横無尽 210

「みんなはお父さん、お母さん、ご家族の方々に
 本当に大事に想われているんだよ、
 だから今、塾なんかに通わせてもらえてる。
 もしお家の方が、みんなをどうでもいいって考えてるなら、
 塾なんて行かせてもらえるはずがないじゃない。
 心配もされて、期待もされて、頑張ってほしいって願われて、
 それだから今ここにいるんだよ。
 一生懸命頑張ることで、お返しするんだよ」

 

……と、子どもたちに伝えることが、時にあります。

 

でも昨日気付きました。

意外と、「逆」がなかった。
すなわち……親御様方、こんなに大切に想われています、
と伝えること。

 

-----

 

迷信の話をしていたのです。

「夜に爪を切ると……っていう言い伝えがあってね。
 夜に爪を切ると、言葉怖いけど、親の死に目……
 自分のお父さんやお母さんが亡くなるときに、
 会えないっていう」

 

驚きに目を見張る中学1年生たち。
「えー!」「何で!」
「いつも夜に切ってるよ!」
「私も、お風呂入った後やわらかいから」
「うん、そうそう!」

 

びっくりした、こんなに騒然とするとは。
「でもね、これには理由があって……
 ……えっ!?!?」

 

「どうしよう……、いつも、夜に切ってる……」
女の子の一人、明らかに目が潤んでいます。
「どうしよう……」
ぶわっと膨れる、涙の粒。

 

まさかの落涙。私は急いで続けます。
「いやっ、そうじゃないのー!
 これは、自分が気をつけなくちゃいけないよっていう話で」

 

「う……うっ」

 

「落ち着いて。大丈夫。昔の言い伝えだから。
 昔は、便利な爪切りなんて道具がないでしょ。
 だから小刀……ナイフで爪を切るわけ。
 鉛筆削りのないころ、ナイフで削ってたのと同じ。
 で、昔だから、電気なんかないよ。
 夜だから暗いじゃん。
 ロウソクとか、囲炉裏の火なんかが明かりになる。
 暗い中で、刃物で爪を切る。危ないよね?」

 

「あ……」

 

「失敗したらグサッて、うっかりひどい怪我したら、
 子どもの方が、親不孝にも、
 先に死んじゃうことになるかもしれないよって。
 だから気をつけなくちゃいけないよって、そういう意味なのね」

 

「……あ〜〜〜〜!よかった〜〜〜〜!!!!」
心からの安堵の声と笑顔でした。

 

いやびっくりしました……。
難しい年頃の中学生が、親御様への愛情をこれほどに
全身で表現するのを見たのは、初めてかも知れません。

 

それにしても、綺麗な涙でした。
深い親愛の雫です。

 

私が見るなんてもったいない、
親御様にご覧頂きたかった……と思ったので、
せめてこちらでお伝えしました。

 

親御様方の愛情を受けて、ここに集う子どもたち。
その子どもたちもまた、親御様を、大切に大切に想っている。

 

塾と言えど、勉強の知識やテクニックのみを伝授する場ではなく、
核となる大切なものを伝えられる。
そんな場でありたいと思います。
 

定期テスト結果速報※6/21時点

まだ未判明・未確認のものもありますが、

6月21日時点の定期テスト結果速報です!

下記からご覧下さい!

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熊の熱き想い21・「イベント」

中3、受験生!

 

夏の勉強合宿「極」の事前課題5科目の配布。

定期テスト終了中学校から、配布をスタートした。

同時に追加の入試特訓も既にスタート。

 

今夏の「極」の選抜メンバー入りは狭き門だ。

提出は7月7日(木)となる。

 

選抜メンバー入りを逃した子(事前課題5科目クリア者)には、

夏特訓「禅」を用意した。

 

天王山の夏は1日6時間授業+課題付きの専用席学習+補習。

長時間のお預かりとなるが、一緒に戦っていきたい。

 

部活動が一段落したら・・・

少人数合宿「K」も随時実施していく。

 

受験生のガンバリに負けないよう、

率先垂範で15歳の花道へと導いていきたいと思う。

 

ゲンキ、小学生!

 

今年度初実施「ネイチャーサイエンスキャンプ+α」がある。

申込〆切は6月25日だが、既に申込用紙が・・・。

 

こちらも参加出来るのは少人数になる。

遠方へのお出かけとなるので、準備万端で臨みたい。

 

抽選となる場合・・・漏れてしまう子には申し訳なく思う・・・

どうぞご理解下さい。

 

夏に向けて、やるべきことが山積している。

ひとつひとつに想いを込めて、キッチリと準備を進める。

 

今日もガンバリマス。

 

熊(熊谷)

縦横無尽 209

…中3生、受験生の皆さんへ…

 

「自分らしく在る」。
これはとても素敵な考えだけれど、
無闇に言うべきではないと思う。

 

今まさに中学の定期テストを終えたばかり、
あるいはそれを目前にしている中3生の皆さん。
「夏は受験の天王山」と、聞いたことがあるかなあ。

 

初めて聞いた子のために。
天王山とは、京都に実在する山。
歴史で習った「本能寺の変」の後、秀吉が明智光秀を破るよね。
そのとき、秀吉が交通の要所「天王山」を先に占拠したことが、
勝ちを決定づけたと言われている。

 

つまり、「勝敗を決する分岐点」であるということ。

 

「夏は受験の天王山」。「夏を制する者は受験を制す」。
使い古された言葉。すなわち、
使い古されるぐらい真実を言い当てた言葉だ。


それほどに、夏の過ごし方は、重要過ぎてぞっとしてしまう。


夏休みとは、1ヶ月以上も、ほぼ自分の自由に使えてしまう時間。
いや色々忙しいよ!と反論はあるかもしれない。
高校見学はあるし、塾もあるし、その他あれもこれも……?
ううん、そもそも学校の授業がない。
大人で言えば、仕事が丸々休みなのと同じ。
一部の例外を除くほとんどの子が、
「忙しい」なんて口が裂けても言えない状況にある、
それが夏。


さて、話を最初に戻して。

 

自分らしく頑張る。自分なりに頑張る。
受験(に限らず、勝負事)において、
この「自分」って言葉は厄介だ。

 

もちろん自分を見失ってはいけない。
まして受験なんて自分の将来を決める道のりなのだから、
自分で考え、自分で決め、自分で切り開く、それが必須。

 

でも、たぶん解ってると思う、
「自分」ってものすごい言い訳になるし、逃げにもなる。

 

そもそも他者との競争である受験。
だって受かる子もいれば落ちる子もいる。
何をどう取り繕ったって、
「他人を蹴落とす競争」という、冷酷な側面があるよ。
それに立ち向かうとき、
自分はこんなに頑張ってる!と主張することと、
他の誰にも負けないように努力することと、
どちらが「自分のため」になるだろう。

 

「自分なりに精一杯頑張ってる」そう感じたときに……

夏休みなんだから、たまには息抜きしたっていいよね。
受験生にも、気分転換は必要だよね。
……っていうのは、真実ではある。
真実だけれども、しかし受験生本人が主張すべき真実じゃないんだ。
周りの人(ご家族とか、私たちみたいにあなたの受験に関わる人間とか)に
心配されて、そう言われるくらいがちょうどいい。

 

また、得てして、勉強にせよ他の何かにせよ、
本当に息抜きが必要なくらい頑張ってる子に限って、
「息抜きしたい」なんて一切言わない。そういうものだ。

 

夏はもう始まっている。
部活動も最終局面、7月にかけて、
今までで最も忙しいという子も多いでしょう。
もちろん、それぞれの目標に向けて全力を傾けるべきだ。
でも忘れてはいけない。もう戦の真っ只中だということ。

 

部活動を引退した瞬間から、天王山を奪りに行く子がいる。
部活動の状況に関わらず、すでに王手を掛けている子だっている。

 

「自分は……」もしくは「自分の周りは……」なんて関係ない。
大事なのは「今現在の自分」じゃない。
そんなものに(ごめんね、言葉は悪いけれど)、価値はない。
だって、「今現在の自分」なんて、もう実現できてるんだもの。
だから、未来の目標にはなり得ないんだもの。

 

成長なんかいらないね、今現在までに積み上げた自分のまま、
後は体だけ、時間に任せて大人になればいいんだよ。
と胸を張って願えるのならば、もう受験から降りるといい。
(精神的な成長がないのなら、それはあなたたちにおいてさえ、
ただの老化だけど。)

 

自分の目指すものを実現したい。
何を目指したいかはまだ解らないけど、少なくとも、
今の自分より大きくなりたい。

 

そう願うのであれば、この夏、本当に死に物狂いでやろう。
全力を尽くす充実感を手に入れよう。
そして一回り成長した自分を称えよう。
そんな自分をまた基礎として、さらに高い目標に挑もう。

 

恐らく、あなたが生まれてから、あなたにとって、最も大切な夏。
あなたたち、私たち全員で、天王山に、この夏の勝どきを上げよう。

縦横無尽 208

定期テストに向けてひた走る各学年。
限られた時間、どれだけ密度濃く的確に学習するかが
カギになります。

中2理科のテスト対策、
忘れ果てたような中1内容の出題範囲を
できるだけ広くカバーする必要があります。
スピーディーに授業を行う中、
化石からその地質時代を導く問題に差し掛かりました。

大体の雰囲気が伝わればと、
ぐるぐるっと渦巻きを描いてチョンチョンと線。
さてコレの名前と分かる時代は?
「アンモナイト、中生代?」
答えてくれた子、お見事!
あのざっくりな絵で分かるとは、
きちんと確認してある証拠ですね。

そして、真ん中の軸部から櫛のように生え出る付属肢……
というとちゃんとした感じですが、
絵の方がだいぶ稚拙な仕上がりになってしまったソレ。

最初に指名された子、「け……毛虫?」
真剣なテスト対策の中、皆に笑顔が。

ごめん……私の絵のせいだ……と肩を落とす私ですが、
でも化石の学習で毛虫は出てこないじゃないか!ねえ。

「……サンヨウチュウ?古生代?」
分かってくれた子ありがとう、
毛虫的サンヨウチュウが救われました……!

「Q.サンヨウチュウから分かる地質時代は?/A.古生代」。
という文字情報のみの一問一答でも良いのですが、
やはり少しでも多くの要素を
短時間にインプットしてほしいのです。
ビジュアルと生物名と時代と、
ちゃんと頭に根付いてくれればと思います。

各中学が矢継ぎ早に定期テストを迎えるこの6月。
正念場です!一緒に頑張ります!

6/16木のお知らせ





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